私たちのコンセプト・フレーズは「大地の恵み、ありがとう。」です。
食べ物は大地からの授かりもの。日頃から、自然の恵みに感謝しなければならないという考えを表しています。
ロゴの色彩「青」は空の色です。空がいつまでも青く、澄みきったままであってほしいとの願いを込めました。
ロゴマークの形状は、白菜のような緑色野菜の断面をイメージしています。
同時に宇宙にきらめく星々の進行である「回転」、「渦構造」をも表しています。
環境や自然を大切にしたい。大自然のふところに抱かれて、私たちは生かされていることに心から感謝しなければならない。そうした思いをロゴ・ロゴマークに込めています。
戦後、日本の食文化は極端に欧米化してしまいました。これはアジア諸国の中でもかなり特異なことと考えられます。 その結果、生活習慣病の蔓延などが危惧されるようになってきました。「食の悪しき工業化」という弊害も指摘されています。食の分野で利益を追求するあまり、安全性が脅かされるようになってきているのです。BSE問題も記憶に新しく、遺伝子組み換えや偽装問題も取りざたされています。
こうした急激な戦後の「食の変化」について更に、もうひとつ憂えることがあります。それは日本の食にかかわる文化の喪失です。「いただきます。ごちそうさまです」という「あいさつ」に表されるように本来、私たちは食事をとるたびに感謝する、すばらしい習慣を持ち合わせてきました。しかも、それは姿勢や箸の扱い方といった「作法」とも有機的に関連し合いながら体系づけられてきました。立ったまま何かを食べたり、地面に座り込んで食するといった姿は、今まではあり得なかったことだと思います。
創業56周年を迎えた2014年2月、弊社は新工場を完成しました。上記のような日本の食文化の「危惧」といえる状況を鑑み、「安全で、おいしく、ごまかしのない」製品作りに、一層励んでいかなければならないと意を新たにしているところです。
日本の食文化が正しい方向に進むことを心から願い、その一助となることができれば幸甚です。
株式会社ジオラ
代表取締役 古川嘉幸
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